はとバスは3月19日、創立70周年を記念した「感謝の集い」を横浜市の横浜港大さん橋国際客船ターミナルで開催した。OBや株主、取引先など約400人が出席、盛大に祝った。3月19日は上野駅の東京遊覧バス乗り場から、定期観光の第1号バスが出発した日にあたる。
冒頭あいさつした中村靖社長は「戦後間もない荒廃の中からスタートしたはとバスが都内を走る姿は、復興のシンボルとして多くの人々に勇気と夢を届けた。今後も安全最優先で最高のサービスを提供し、誰からも愛されるよう、100周年に向けて走り続ける」と力強く語った=写真。
この日は、70周年を記念して作られたイメージソング「GOGO~幸せを運ぶ黄色いバス」と公式キャラクター「しゃぽぽ」を披露。
イメージソングは湘南乃風の若旦那が作詞作曲。しゃぽぽとバスガイドが歌に合わせて踊りを披露、大きな拍手を浴びた。また、バスガイドの夏の制服もお披露目した。
定期観光第1号バスは都内を3時間半かけて回る「都内半日Aコース」で、当時の料金は大人250円だった。運行開始から今年2月までの都内定期観光バスの総利用人数は約5464万人となっている。
中村靖社長